ミクロ編


Microeconomic Theory

Microeconomic Theory


通称、マスコレル、MWG。
業界の人なら誰でも知っている定番の一冊。
非常に厚いです。多分コミケのカタログぐらいはある。
その厚さゆえ、凶器に使われることもあるとかないとか。
焚き火用の燃料とか漬物石なんかにも使えると思うので一家に一冊いかがでしょうか。


内容に関しては価格理論とか一般均衡の話は丁寧でいいと思う。
が、ゲーム理論のパートは若干微妙。
なんていうか書き方が厳密じゃないというか、曖昧というか。
この辺については個人的には岡田先生の本の方が好きだなぁ。




ゲーム理論

ゲーム理論



通称、岡田ゲーム。
証明とかがしっかり書いてあってとても勉強になる。
よくお世話になってますw
ただ応用とかの話は少なめかな。オークションとかメカニズムデザインとか
そういうのは全く書かれてない。
あと情報不完備とか不完全情報の話になると岡田先生の本とMWG、ギボンズとで
構成が違うのでちょっと不便。
ってか岡田ゲームにはなぜか完全ベイジアン均衡の話が載ってない罠・・・。
でもそれより強い逐次的均衡とかゼルテンの完全均衡の話とかは詳しく載ってる。
ので、補完的に使うのがよいかも。



Game Theory for Applied Economists

Game Theory for Applied Economists


通称、ギボンズ
応用例がこれでもかと載ってる。
数式展開も具体的に書かれててフォローしやすい。
あと練習問題ありまくり。でも答えがないので好きくない。
厳密性は上記2冊に比べると劣ると思う。
練習問題の答えがあれば神テキストだったんだけどなぁ・・・。



Game Theory (The MIT Press)

Game Theory (The MIT Press)


通称、ふでんばーぐ・ちろーる?
辞書的にしか使ったことがない。
古いせいか、なんか表記が見づらい気がする。
説明は丁寧、というか文字の量が多いw




こんな感じか。
また何か読んだら追加しよう。