エアコンについて本気出して考えてみた。



エアコンって実は固定費じゃね?
新築の時5万で買って取り付けたとして、
その数年後ぐらいに俺が入居したとする。
年10%ぐらいで減価償却すると仮定すると、
その償却分はもちろん家賃に含まれる(多分)ので、
1年で5千円ほどの金額が家賃に上乗せされるわけだ。
なので、入居してから3年ほど住むとすると、俺は1万5千を
償却費用として払うことになる。
これはエアコンを使っても使わなくてもかかる費用だ。
つまり固定費ですね、わかります。



ここで、
「このままでは固定費分損することになる!! もっとエアコン使おう!!」
と思う人もいるかもしれない。
しかしそれは早計である。
固定費がかかるのは別にエアコンを使おうが、使うまいが変わらない。
だから、もしエアコンの電気代がもったいなく感じるなら、
全くエアコンを使う必要は無い。



しかし、もしあなたが、
涼しさ>電気代
と考えているのなら、多分エアコンをガンガン使ったほうがよい。
なぜならエアコンを使えば使うほど、単位時間当たりの
エアコンのコストは低くなるからである。



ここで1時間あたりのエアコン付けっぱから得られる満足を仮に20円、
電気代を10円(ちなみにこの金額は割と正確である)とすると、
1時間エアコンをつけることで10円の利益になる。
固定費は1万5千円なので、1500時間ほどエアコンをつければ
元が取れる計算DA!!
1日8時間エアコンをつけるとして、約190日ぐらい?
これは3年分なので、1年だと65日ぐらい朝から晩までつけっぱですね。
もっと大雑把にいえば1シーズン日中はつけっぱで元が取れるぜー。




・・・という風な屁理屈を用いるとエアコンを付けることが正当化できるわけですw
ここで大切なのは、「涼しさから得られる満足度」です。そりゃそうだ。
これがめちゃくちゃ高い人は多分エアコンを付けるとすごくハッピーです。
対してこれがあまり高くない人はエアコンを付けてもあまりハッピーじゃないです。




なんていうかあれですよね、費用とか気にしすぎると逆に満足度って下がりますよね。
俺はついすぐそういう費用だとか効率だとかを考えちゃうんですが、
正直そういうのはあまり考えない(特に日常生活では)方が
人生楽しく生きられるんじゃないかと思う今日この頃です。
考え方自体は非常に面白くていいと思うんですけどね。



ゲーム脳の恐怖はともかく、経済学脳の恐怖は絶対あると思いますね・・・。
その辺の分野の勉強をしている人は注意した方がいいかもしれないですw