試符「プロフェッサーズトラップ」

9時に目覚まし時計がなった。
起きて、パソコンの電源をつける。
さぁ、今日も楽しい一日の始まりだ。
エスカップを2本ほど飲んで有事に備えた。


少し早めに学校に向かう。
生協で朝ご飯を買って教室で食べるためだ。
教室につくと人大杉だった。
某友人をみつけ他愛無い話をした。
でも相手がフル単だったのには少し悲しくなった。
教室が三つに分かれていて自分の席を見つけるのに苦労した。
とりあえず教務課のせいにしておこうと思う。


経営学概論のテストが始まった。
前日に勉強していたせいか思いのほか解くことができた。
しかし評価はシビアらしいので安心はできない。
念のために「伊吹かわいいよなぁ伊吹」と心の中でおまじないを唱えておいた。


速攻で家に帰って現代企業論の勉強をした。
計算はほとんど捨てて論述に特化する作戦だ。
というのも事前情報で電卓持込不可ということが判明したからだ。
情報を制するものは単位を制すって昔の人が言ってた気がする。
じゃあ授業出ろよと自分でも思ったけどすぐ忘れてしまった。


確かに論述が出たけど出来は微妙なところだ。
とりあえず教務課のせいにしておこうと思う。
評価が甘いらしいからそれに賭けるしかない。
来期はきちんと授業に出ようと思ったけどやっぱりすぐ忘れてしまった。




戦いはまだ終わらない。
二日後にはまた戦場に赴かなければならない。
典型的な単位貧弱人間ならあと一日はマターリしても大丈夫だろうと考える。
俺もそう考えた。
でもだからといって俺が単位貧弱人間だというわけじゃない。
ただ限界まで先延ばしするのが好きなだけだ。
つまり・・・。






・・・。






秘境「思考停止の理」







わーい、はぴねす楽しいな〜。