暇だったので本気出して考えてみた

今日はですね、映画を見ました。『ブレイド3』ってやつ。
まぁブレイドシリーズの最新作なわけですが、
知らない人のためにあらすじを説明しておこう。
簡単にいうと、吸血鬼と人間のハーフのオサーンが悪の吸血鬼どもをただひたすら
ぬっころしていくという映画です。
マトリックスもびっくりのアクションとバットマンもびっくりの
秘密兵器で、ヴァンパイアがまるでゴミのように死んでいきます。
しかも殺した後は灰になるので証拠も残らないw
まさにやりたい放題ですねw
で、3では遂にドラキュラ伯爵が登場します。
どんな奴かなーとwktkしながら見ていたわけですが・・・、





あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!


『ドラキュラ伯爵がウホッいい男のアイツに
やばいくらい似ていた』


ダンディーな伯父様だとか好青年だとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…



マッチョで鎧着てて剣振り回してウホッで、変身するとプレデター
なるドラキュラとか生まれて初めて見たよ・・・。
しかも 幼 女 誘 拐 犯 。なんてガチなドラキュラなんだ・・・。
ってか毎回思うんだけどブレイドは突っ込みどころがありすぎてやばいw
インタビューウィズヴァンパイアとはまさに正反対だな。









で、暇なので吸血鬼について少し真面目に考察してみた。
吸血鬼の設定については諸説あるわけだが、一番現実的と思われる
設定で考えてみる。


<吸血鬼の前提>

  1. 一週間に500mlの人間の血液がなんらかの理由で必要である。一ヶ月ほど全く摂取しないと死に至る。
  2. 紫外線に弱く、30分以上浴びると死亡する可能性が高い。(大丈夫なやつもいる)
  3. 血液だけでは熱量と各種ビタミン・ミネラルを補えないので、人間と同じように食事をする必要がある。
  4. 普通の人より力がある。1.5倍ぐらい。
  5. 吸血鬼の血液には何らかの吸血鬼化ウイルスが含まれており、HIVと同じ感染力を持つ。つまり性的感染か血液感染か母子感染。感染した場合、基本的に100%発症し吸血鬼化する。潜伏期間は不定。有効な治療法はなし。ただし母子感染の場合、発症するのは10歳以上。
  6. 代謝がよく普通の人よりは怪我や病気に強い。が、死にやすさは普通の人間とほとんど変わらない。
  7. その他もろもろは人と一緒。ただし不老で寿命はない。ハーフはデイライトウォーカー以外の性質は吸血鬼と一緒。
  8. 吸血鬼の存在は既に世の中に認知されている。


1についてはまぁこんなもんじゃないかと。
相手が死ぬほど吸うのは吸血鬼自身にとっても適応的でない。
3については生物なら当然。血液は100mlで100kcalぐらいあるらしいが、
さすがに血液摂取だけで生きるのは㍉。
4については現実ではアーカードレベルとかあり得ませんw
5はまぁウイルス説を採用しました。
6はさすがに頭を銃で撃っても死なないとかだと非現実的なので。



以上。設定終わり。次、扱いについて。

Q人権はあるのか?
A多分あるんじゃないだろうか。上記の設定だと普通の病人とあまり変わらないしw

Q必要な血液はどうやって調達するのか。
A病院で輸血パックを購入。多分保険はきく。

Q上記の設定だとみんな吸血鬼になっちゃうんじゃないか。
確かに7の不老はインセンティブがでかい。ハーフならマイナス要素もほぼ皆無だし。
みんなが吸血鬼になると→血液提供者がいなくなり→どちらも全滅になるよなぁ・・・。
これだとさすがにバランスが取れないか。じゃあやっぱ寿命が人と変わらないということにしよう。
ただし老けない。・・・うーんこれでもまだ強いか。世の若い女性はみんな吸血鬼になりたがるだろうし・・・。
でも不老を抜かすとさすがに吸血鬼のイメージが・・・。
・・・よしこうしよう、発症すれば不老にはなるが突然死の確率が飛躍的に上がる。
発症後10年生きられるやつは2人に一人。しかも発症したときの年齢が高ければ高いほどその確率は上がる。
60歳で発症したら10年生きられる確率は50分の1ぐらいで。
これならギャンブル好きしか吸血鬼になろうとしないだろう。
吸血鬼の方としてもわざわざ仲間を増やそうとはしないだろう。メリットないし。
まぁ自分がエイズだと知っていながらわざと他人に移すやつがいないとは言えないわけで、
吸血鬼の中にも同様の行為に走るやつはいるだろうけどw



よし、この設定なら少数の吸血鬼が上手いこと他の人間と共存していけそうだな。
かなり少ないだろうけど、外見は幼女で実年齢は数百歳の吸血鬼もいそうだw
もはや吸血鬼というより吸血病だな。ロマンがなさすぎw
やはり吸血鬼モノは本とか漫画の世界に限るね。